盛岡市民文化ホール・小ホールのパイプオルガン

はじめに

パイプルガンの概要

大オルガン

製作者 マルク・ガルニエ(Marc Garnier,France)
設置場所 小ホール[350席]
設置年月 1998年10月
様式 北ドイツの歴史的建造法に基づくバロック・オルガン
仕様 鍵盤段数:手鍵盤3段 及び 足鍵盤
手鍵盤数:54鍵(C~f’’’)
足鍵盤数 30鍵(C~f’)~平行型(フラット)
ストップ数

34ストップ

  • HAUPTWERK
    • Gedackt 16’
    • Prästant 8’
    • Rohrpfeife 8’
    • Octav 4’
    • Quint 3’
    • Superoctav 2’
    • Mixtur 5-10f.
    • Cornet 5f. [ab c¹]
    • Trompete 8’
  • KLEINWERK
    • Gedackt 8’
    • Quintadena 8’
    • Prästant 4’
    • Rohrflöte 4’
    • Sexquialter 2f.
    • Waldflöte 2’
    • Quintlein 11/2’
    • Mixtur 5f.
    • Dulcian 8’
  • CONCERTOWERK
    • Bordun 8’
    • Blockflöte 4’
    • Traverso 4’[ab c°]
    • Nasat 3’
    • Flageolet 2’
    • Terzian 2f.
    • Regal 8’
  • PEDAL
    • Baß 16’
    • Octavbaß 8’
    • Gedacktbaß 8’
    • Principal 4’
    • Mixtur 6f.
    • Posaunenbaß 16’
    • Trompete 8’
    • Trompete 4’
    • Cornet 2’
  • ACCESSOIRES
    • Accouplement HW/KW
    • Tirasse HW
    • Tremblant doux à chaque clavier et pédalier
    • Tempérament baroque progressif Nr.11 442Hz[23℃]
    • Nachtigall
    • Zimbelstern

フポジティングオルガン

 可搬式の箱型パイプオルガン。4種類の音栓(ストップ)を持ち、様々な音色を楽しむことができます。主にバロック時代の通奏低音の演奏に、アンサンブル楽器として使われるほか、会衆讃美歌伴奏にも適した楽器です。繊細で愛らしい音色を持ち、宮廷や貴族の邸宅で使われました。

製作者 マルク・ガルニエ(Marc Garnier,France)
設置年月 2004年3月
仕様

鍵盤数:手鍵盤1段 51鍵

音域:C~d’’’ (440㎐時)

調律法 随時変更可能 可変ピッチ対応(415㎐、440㎐、467㎐)
サイズ

本体 560㎜×1130㎜×840㎜

椅子 430㎜×750㎜×570㎜

ストップ数

4ストップ

  • Gedackt 8’
  • Holzflöte 4’
  • Waldflöte 2’
  • Holzregal 8’

レガール

 15-17世紀に好んで使われた可搬式の小型パイプオルガンの一種。2つの「ふいご」で風を起こし、「リード」と呼ばれる金属片の震動体を短いパイプで共鳴させ音を出します。華やかな音色が好まれ、劇場や宮廷での舞踏曲の演奏に使われました。

製作者 マルク・ガルニエ(Marc Garnier,France)
設置年月 2001年7月
仕様

鍵盤数:1段 45鍵

音域:C,D,E,F,G,A,B,H,c…― c''' 
(ショートオクターブ採用)

手動送風(ふいご)

調律法 ミーントーン(中全音調律) 可変式
サイズ

本体高さ 820mm 長さ 1280mm 幅 840mm

 盛岡市民文化ホールのパイプオルガンがCDになりました。

製作者からのメッセージ

 盛岡市民文化ホールのオルガンに会いにきていただき深く感謝いたします。 このホールでの音作りにあたって、私どもはオルガンの響きやその特性をホールに最も適したものにすることが出来ました。
 この楽器は、当初からの方針によって、ドイツ・バロック音楽とその前後のレパートリーの演奏に最もふさわしいオルガンとして製作されました。ストップ(音栓)を適切に選ぶことによって、フランスの古いオルガンに特有の効果を生み出すこともできますし、演奏者の作品解釈に応じた様々な機能を好みによって選択することも可能です。
 このオルガンに触れるたびに、演奏者は多様な音色の組み合わせを引き出すことが出来るでしょう。そこには、歴史的な名器からは必ずしも聴くことが出来ない響きもあるはずです。そして、聴衆と音楽の親密な空気をその場にいる人が感じるはずです。このホールが、そうした素晴らしい「一体感」を与えてくれることを、私たちは望んでいます。
 このオルガンの製作に携わった「マルク・ガルニエ・オルガン社」一同、オルガンを愛する多くの皆様が、オルガン音楽に親しみ、幅広く利用されることを心から望んでいます。

マルク・ガルニエ

ガルニエ社技術者名

Gérald Cattin:組立
Fabien Wasner:組立
Ivo Garnier:組立
Itaru Sekiguchi(関口 格):組立、調律
Matthieu Garnier:組立、調律
Peter Meier:整音、調律
Marc Garnier:統括、整音、調律

マルク・ガルニエ

 フランスのオルガン製作者。オルガン工匠クルト・シュヴェンケデルの許で4年間の修行を積んだ後、オルガン製作者の免許を取得。その後、北欧の製作技法を学ぶため北ドイツに赴く。南ドイツ・ハイデルベルクではクラヴサン(チェンバロ)の製作にも携わり、オルガンとチェンバロの製作者としてデビューした。楽器の構想から設計、製作の全般に携わり、オルガン製作の第一人者として、世界的に活動を展開している。日本では3タイプの回転式オルガン(東京芸術劇場)などの製作で知られている。

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