施設のご案内
盛岡てがみ館
第32回企画展 「肴町の天才俳人・佐藤春又春とその時代~日記・手紙にみる人物と世相」
明治後期、佐藤庄太郎(1885~1911)という一人の青年が、ここ盛岡・肴町におりました。
彼は号を「紅東(のちに俳号を春又春、雅号を多々良山人)」とし、26年という短い生涯の中で精力的に短歌や俳句を創作しました。特にも俳句は、正岡子規の高弟・河東碧梧桐から「天才」と賞賛されています。
また、彼は日記に自作の詩歌とともに日々の出来事も記述しており、日常生活での感懐や人生における苦悩をつづっています。
今企画展では、当館で収蔵するこの春又春の日記を中心として、明治後期の若き文人の感性を通してみた当時の人々の人物像や世相を繙(ひもと)きます。そして、歌人で小説家の伊藤左千夫など、かかわりのあった文人たちの手紙から、交流の様子なども浮き彫りにします。
ギャラリートーク「肴町の天才俳人・佐藤春又春とその時代」
■3月7日(日)14:00~15:00
■盛岡てがみ館展示室
■講師:古水一雄(盛岡てがみ館館長)
| 開催期間 | 2010年2月23日(火曜日)~2010年5月23日(日) |
|---|---|
| 入館料 | 一般200円(20人以上団体160円)、高校生100円(20人以上団体80円) ※中学生以下、盛岡市内に住所を有する65歳以上無料 |
テーマ展 「啄木をめぐる人々part32」
縁(ゆかり)ある人々の原稿や写真資料から、歌人・石川啄木の息吹を鮮やかに伝えます。
※展示期間は企画展と同じです。
「あこがれ」(小田島書房 明治38年5月3日発行)<初版>

啄木が20歳の時の処女詩集(収録作品77篇)。
与謝野鉄幹や上田敏らの感化を受けて、彼らの韻律・語彙を巧みに受け継ぎながら、新しい詩型への努力を試みたのでした。
※石川啄木の「啄」の字は、常用漢字に置き換えてあります
