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盛岡市先人記念館  > 企画展  > 第51回企画展「南部のほまれ-御釜師・小泉家二代-」<終了しました>

企画展詳細  - 平成26年度

この企画展は終了しました。

第51回企画展「南部のほまれ-御釜師・小泉家二代-」<終了しました>

開催期間:2014年7月26日(土)~9月28日(日)

入館料・料金:
一般:300円(団体240円)・高校生200円(団体160円)・小中学生100円(団体80円)*団体料金は30名より

場所:盛岡市先人記念館2階企画展示コーナー

江戸時代から代々続く盛岡藩御釜師・小泉家は、明治時代以降も盛岡の南部鉄瓶業界の発展に貢献しました。
8代小泉仁左衛門(1874-1952)の作品はシカゴ万国博覧会などで入賞を重ね、嘉仁(よしひと)皇太子(後の大正天皇)行啓の折には、御前で鋳造を実演する大役を果たしました。また戦時中に鉄瓶が製造禁止となった際には、技術保存のため製造許可を求める活動をした一人でもあります。
9代小泉仁左衛門(1905-1980)は、戦後、南部鉄器協同組合理事長や南部鉄器協同組合連合会会長を歴任し、斜陽産業とまで言われた業界の振興のために尽力しました。
この展示では、8代小泉仁左衛門の生140年を記念し、2人の生涯と業績について資料を通して紹介します。

 

【主な展示資料】
◆前田黙鳳書「御釜屋」(小泉仁左衛門氏所蔵)
◆8代小泉仁左衛門作 やつれ釜・やつれ風炉(岩手県工業技術センター蔵)
◆8代小泉仁左衛門作 牡丹文富士形鉄瓶(当館蔵)
◆9代小泉仁左衛門作 大糸目姥口鉄瓶(岩手県工業技術センター蔵)
◆南部鉄瓶技術保存会名簿(当館蔵)

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