開催期間：2014年10月4日（土）～12月7日（日）

入館料・料金：
一般：300円（団体240円）・高校生：200円（団体160円）・小中学生：100円（団体80円）＊団体料金は30名より

場所：盛岡市先人記念館2階企画展示コーナー

明治という激動の時代を駆け抜けた盛岡出身の先人・横川省三（1865-1904）。彼は盛岡藩士・三田村勝衛の二男として盛岡下小路（現：盛岡市愛宕町）に生まれました。公立岩手中学校（現：岩手県立盛岡第一高等学校）を経て、明治17年（1884）に上京し自由民権運動に参加、その後は東京朝日新聞の記者を務め、また渡米して移民事業などに携わるなど多方面でその才能を発揮しました。
そして明治34年（1901）秋、政府の特命を受け大陸に渡り、日露戦争開戦直後に満州でロシア兵に拘束され、同37年（1904）４月21日に銃殺刑に処せられました。以来国事に殉じた「英雄」として讃えられ全国的に知られることとなります。
この展示では、横川省三の没後110周年を記念し、その生涯と業績について資料を通して紹介します。

【主な展示資料】

◆　横川省三遺書（横川由香氏寄贈）
◆　征清従軍手帖（横川由香氏寄贈）
◆　三陸海嘯視察手帖（横川由香氏寄贈）
◆　袁世凱書幅　六行詩（横川由香氏寄贈）
◆　池野藤兵衛氏調査資料（池野藤兵衛氏寄贈）