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第21回 盛岡市民演劇賞【審査結果】

第21回盛岡市民演劇賞の審査会が令和5年7月13日(木)に開催され、以下のとおり決定いたしました。
授賞式は、令和5年7月28日(金) 19時から盛岡劇場メインホールにてとり行います。

【大賞】

 ライナー・ノーツ 「すずめちゃんと」

作:星 君佳
演 出:角舘 信哉
公演日:令和4年10月8日~10日
公演場所:いわてアートサポートセンター 風のスタジオ
授賞理由:人間関係の不和をシリアスかつユーモラスに描き、少女が本当の意味での自立へ踏み出す姿を鮮やかに映した。

【部門賞】

演技部門:永井 志穂(劇団赤い風)
授賞理由:ミュージカルシアトレほのか「頭痛肩こり樋口一葉」(令和4年7月9日~10日 盛岡劇場 タウンホール)において、女性が生きにくい時代、戸主として奮闘しながら小説を書き続けた一葉の生涯を、芯の強さを秘めつつたおやかに演じた。

演技部門:岡村 祐作(劇団しばいぬ)
授賞理由:劇団しばいぬ「表に出ろいっ!」(令和5年1月28日~29日 いわてアートサポートセンター 風のスタジオ)において、母親役を違和感なく演じ、さらに膨大な量の台詞に果敢に挑み役柄に緊張感を与えた。

制作企画部門:Poor People’s Paper(代表:長谷川 恭一)
授賞理由:「オペラ黙示録」(令和5年6月13日~14日 トーサイクラシックホール岩手 中ホール)において、多数のオリジナル楽曲を用いた上演形式の下、すぐれた歌唱、演奏、演技を披露し、観客を魅了する作品を提供した。

舞台美術部門:夏坂 俊也・能登谷 昂毅(劇団しばいぬ)
授賞理由:劇団しばいぬ「表に出ろいっ!」(令和5年1月28日~29日 いわてアートサポートセンター 風のスタジオ)において、定評ある脚本が描く3人家族の滑稽で歪んだ世界を、ひとつのリアルなリビングに表現した。

新人部門:星 君佳(ライナー・ノーツ)
授賞理由:ライナー・ノーツ「すずめちゃんと」(令和4年10月8日~10日 いわてアートサポートセンター 風のスタジオ)において、機能不全の家族や人間不信、失踪といった重い要素を、独自の感性が光る台詞回しで軽やかにまとめ上げた。

観客賞:ボーイズドレッシング「ハーフさんたち」(令和5年1月13日~15日 いわてアートサポートセンター 風のスタジオ)

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審査対象

2022年7月1日から2023年6月30日までに盛岡市内で上演された、盛岡市内に活動拠点を置く劇団等による公演。
高校生以下の学校演劇公演、大学祭での公演、観客等が限定され一般市民を観客対象としない公演、イベント等の中でアトラクションの一つとして行われる公演は除きます。

第21回 対象作品一覧

審査員

岡部玄治、小野澤章子、穀蔵力、神部茂美、菅原伊保子、戸舘大朗、三浦雅子、吉野英岐
(50音順)