第18回 盛岡市民演劇賞【受賞作品】
【大賞】
作:日本 人(ひのもと ひとし) 演出:日本 人(ひのもと ひとし)
公演日:2020年2月21日~23日
公演場所:もりおか町家物語館 浜藤ホール
授賞理由:絵師、博徒、白狐が織り成す時空を超えた物語を、舞台装置、照明を効果的に用いて見ごたえのある舞台に仕上げた。
【部門賞】
創作戯曲部門:藤原瑞基(劇団ちりぢり)
授賞理由:「劇団ちりぢりは令和を認めない」(2019年11月16日~17日)において、時代の移り変わりを捉えながら皇位継承問題に挑み、「肴町右往左往物語」(2020年1月27日~2月2日)においては、実在の商店街や人物を掘り下げ、虚実ないまぜの混沌とした世界を提示した。
創作戯曲部門:藤原五月(スワンボート)
授賞理由:「Hello,space.」(2020年2月22日~23)において、現在と過去を行き来しながら、食堂に集う人物たちの愛と狂気の物語を緻密に描いた。
演出部門:瀬川拓也(WIREWORK)
授賞理由:「WIREWORKの宇宙大作戦0」(2019年8月31日~9月1日)において、SFに歌や踊り、さらにアクションを盛り込み、娯楽大作に仕立てた。
舞台美術部門:中村 輝(カンザスハリケーン)
授賞理由:「飛立記(タビユクシルシ)」(2019年10月9日~11日)において、サン=テグジュペリの「星の王子様」へのオマージュ作らしい、劇場いっぱいの大きなプロペラ機の美術装置が効果を上げた。
制作・企画部門:村田青葉(演劇ユニットせのび)
授賞理由:「@Morioka(僕=村田青葉の場合)」(2020年6月26日~27日)において、コロナ禍の状況の中で先陣を切って作品を上演し、実体験に基づいて盛岡の状況を伝えた。
観客賞:演劇ユニットせのび「ハロー!エチオピア」「ロマンス」(2020年2月15日~16日)
岩手大学劇団かっぱ「オボテーテルの涙」(2020年3月14日~15日)
第18回 盛岡市民演劇賞【詳細】
審査対象
2019年7月1日から2020年6月30日までに盛岡市内で上演される、盛岡市内に活動拠点を置く劇団等による公演。
高校生以下の学校演劇公演、大学祭での公演、観客等が限定され一般市民を観客対象としない公演、イベント等の中でアトラクションの一つとして行われる公演は除きます。
賞の種類
大賞(作品賞)、部門賞(観客賞、創作戯曲、演出、演技、舞台美術、照明、音響、衣裳、制作、新人の各部門で該当するもの)、特別賞の3種類です。
※部門賞のうち「観客賞」については、皆様の投票で決定いたします。ぜひご参加ください。
盛岡市民演劇賞要綱(平成30年7月1日施行)
審査員
岡部玄治、小野澤章子、穀蔵力、佐藤瑛子、神部茂美、菅原伊保子、三浦雅子、吉野英岐
(50音順)
観客賞の投票方法
対象作品を5作品以上観た方ならどなたでも投票できます。ただし、投票は1人1回のみ受付ます。
(賞の詳細については 盛岡市民演劇賞要綱(平成30年7月1日施行) をご覧ください。)
観客賞の投票受付は終了しました。ご協力いただき、ありがとうございました。