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第11回 盛岡市民演劇賞【受賞作品】

IMG_5683「盛岡市民演劇賞」は盛岡の演劇振興を図るため、盛岡で制作された演劇の中から、すぐれた表現活動を行った団体・個人を表彰するもので、今回で11回目を迎えました。
2013年7月10日の審査会で以下の団体、個人に対して授賞を決定し、25日に第11回盛岡市民演劇賞授賞式が行われました。

大賞:八時の芝居小屋制作委員会プロデュース「ともことサマーキャンプ」

演劇賞大賞作品 (web)

作:畑澤 聖悟
演出:浅沼 昌弘
公演日:2013年4月3日(水)~5日(金)
会場:盛岡劇場 タウンホール
授賞理由:社会的な課題を描いた戯曲を、演出並びに演じ手が、観客の想像力を喚起する表現力で強く記憶に残る舞台にした。

<部門賞>

創作戯曲部門:くらもちひろゆき

授賞理由:架空の劇団・渡辺源四郎商店合同公演「震災タクシー」〔2012年10月13日(土)・14日(日)〕において、自らの震災体験を基にした重層的な構成で作品をまとめ上げ、圧倒的な臨場感をもたらした。

創作戯曲部門:徳田 憲亮
授賞理由:劇団・風紀委員会「雨女」〔2012年7月14日(土)~16日(月)〕において、被災地の現実を女性たちの日常生活の側から描き、物語として昇華させた。

演出部門:大森 健一
授賞理由:劇団赤い風「盲人書簡・上海編」〔2013年5月25日(土)・26日(日)〕において、暗闇を効果的に使い、寺山修司作品の詩的な世界を伝えた。

演技部門:高村 明彦
授賞理由:八時の芝居小屋「ともことサマーキャンプ」並びに、土曜夜麻痺「かわいい僕の人生設計」〔2012年11月9日(金)~11日(日)〕において、抑制された演技で、人間の二面性を巧みに表現した。

音楽音響部門:田口 友善
授賞理由:おでってリージョナル劇場「喜劇・長寿庵啄木」〔2013年2月22日(金)~24日(日)〕、寺山修司演劇祭in盛岡 実行委員会プロデュース「星の王子さま」〔2013年6月22日(土)・23日(日)〕において、オリジナルの楽曲で作品の世界を大きく広げた。