盛岡劇場・河南公民館

盛岡劇場・河南公民館 >  第12回 盛岡市民演劇賞【受賞作品】

第12回 盛岡市民演劇賞【受賞作品】

12回演劇賞授賞式「盛岡市民演劇賞」は盛岡の演劇振興を図るため、盛岡で制作された演劇の中から、すぐれた表現活動を行った団体・個人を表彰するもので、今回で12回目を迎えました。
2014年7月16日の審査会で以下の団体、個人に対して授賞を決定し、30日に第12回盛岡市民演劇賞授賞式が行われました。

【大賞】劇団コトナコナタ「アラウンダワールド」

第12回演劇賞大賞作品アラウンダ

作・演出:猿橋 勇人
公演日:2013年12月14日(土)・15日(日)
会場:いわてアートサポートセンター 風のスタジオ
授賞理由:屋外で営むクリーニング店というシュールな舞台設定から、家族の会話や展開の面白さを違和感なく見せて、観客の共感を呼んだ。

【部門賞】

創作戯曲部門:猿橋 勇人
授賞理由:劇団コトナコナタ「アラウンダワールド」〔2014年12月14日(土)・15日(日)〕において、非日常的な設定の中でテンポよく展開される家族の日常を描き、失われつつある家族像を呼び覚ました。

演出部門:中村 剛造
授賞理由:マーブル局「ミッドナイト☆サイクリング」〔2013年8月31(土)・9月1日(日)〕において、ある家族の悲劇を正面から取り上げ、多重的構成の中で個性的な出演者をまとめ上げた。

演技部門:蛇口 仁志
授賞理由:Langeroprod.(ランゲロプロド)「HYMNS-ヒムス-」〔2014年6月28日(土)・29日(日)〕において緊迫感のあるギャンブラー役を好演した。

衣装部門:髙崎 美絵
授賞理由:劇団・風紀委員会「衛兵たち、西高東低の鼻を嘆く」〔2013年7月13日(土)・14日(日)〕、トラブルカフェシアター「冒険者たちよ」〔2014年5月9日(金)~11日(日)〕において、作品世界を際立たせる衣装を製作した。

【特別賞】

故 浅沼 久
授賞理由:演出家や舞台監督として、また、舞台製作会社の経営者として、長年にわたり盛岡を拠点に岩手の演劇界を牽引し、多くの後進を育てた。

第12回 盛岡市民演劇賞【詳細】

審査対象

2013年7月1日から2014年6月30日までに盛岡市内で上演される、盛岡市内に活動拠点を置く劇団等による公演。

高校生以下の学校演劇公演、大学祭での公演、観客等が限定され一般市民を観客対象としない公演、イベント等の中でアトラクションの一つとして行われる公演は除きます。
第12回 対象作品一覧

賞の種類

大賞(作品賞)、部門賞(創作戯曲、演出、演技、舞台美術、照明、音響、衣裳、制作、新人の各部門で該当するもの)、特別賞の3種類です。各賞は観客アンケートを参考に、審査員の協議により決定します。

審査員

太田幸夫、岡部玄治、神部茂美、穀蔵力、菅原伊保子、中村一基、藤原哲、三浦雅子、吉野英岐(50音順、2013年10月10日現在)

参加方法

演劇公演を観た方ならどなたでも参加できます。ただし、一作品に対して一人一回のみの参加となります。 

電子メールによる参加

当サイト投票フォームに対象公演名がはっきり分かるようにタイトルに公演名を記入のうえ、大賞、部門賞などの区分を明記して、各賞への感想、劇評などをお書き下さい。

投票フォーム 

アンケート用紙による参加

盛岡劇場ロビーまたは、対象公演会場にあるアンケート用紙に記入のうえ、盛岡劇場ロビーの専用回収箱に投函、郵送、ファクスのいずれかの方法でご参加ください。
公演主催者のアンケートとは異なります。
郵送先:〒020-0873 盛岡市松尾町3-1 盛岡劇場内 演劇賞事務局
FAX番号:019-622-1910