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活動報告① 啄木と鉄道との縁・その1(2021.12.1.投稿)

啄木と鉄道と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。多くの方は、啄木の短歌作品を思い浮かべるかもしれません。こんな歌はご存知でしょうか。
霧ふかき好摩の原の 停車場の 朝の蟲こそすずろなりけれ (歌集『一握の砂』所収歌)
これは、啄木の故郷の最寄り駅・好摩を詠った作品です。
日本で初めての私鉄・日本鉄道株式会社により、明治23(1890)年に上野から盛岡まで開業します。そしてついに翌24年(1891)、啄木満5歳の時、故郷渋民村も経て盛岡から青森まで開業しました。この時渋民から約5㎞ほど北にある好摩に駅が開業します。当時は渋民駅はまだなく、好摩駅は盛岡の次の駅(盛岡以北)にあたりました。2021年9月1日で開業130周年を迎えます。
実は、啄木はこれ以降鉄道がない場所には住んだことがありません。ここから始まる啄木と鉄道との縁はまだまだ続きます…。
*写真は、現在の好摩駅西側の様子です。駅外壁には啄木の字で「こうま」とあります。
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