お知らせ
【お知らせ】「原敬生家」茅葺屋根等修繕プロジェクトのクラウドファンディング型ふるさと納税実施に係るご支援のお願いについて
このたび、盛岡市では原敬記念館敷地内に保存されている「原敬生家」の修繕を行うため、クラウドファンディング型ふるさと納税の実施を決定いたしました。
当時栄誉とされた爵位を持たない平民として初めて総理大臣に就任し、本格的政党内閣を組織した原敬(1856-1921)。そんな原が15歳まで過ごした生家は、盛岡藩の家老を務めた原敬の祖父・原直記(はら・なおき)によって嘉永3年(1850)に建てられました。
当初は藩主を迎える御成座敷を備えるなど250坪ほどの大屋敷でしたが、明治維新後に不要となった部分が取り壊され、5分の1程度の大きさに縮小されています。
大正13年(1924)から財団法人「逸山記念資団」によって保存・管理され、昭和27年(1952)に同財団から盛岡市へ寄贈。その後、昭和33年(1958)に生家の隣に原敬記念館が開館し、平成7年(1995)には盛岡市指定有形文化財に指定され、現在に至っています。
当館では、4~10月の土日祝日および春・夏・秋の一定期間に生家を公開しているほか、原敬の命日記念茶会をはじめとして生家を用いた様々な事業を行っています。
しかしながら、茅葺屋根の損傷によって雨漏りが発生するようになり、床板の腐食や天井の一部の落下など、安全性が危惧される状況となっており、このままの状態が進むと生家の公開や事業を中止せざるを得ません。
そこで、クラウドファンディングを通して多くの方にご支援いただくことにより原敬生家の修繕を進めたいと考えておりますが、まずは最も損傷が激しい西側の修繕を目指すこととし、目標金額は、700万円といたしました。
平民宰相・原敬の生家を永く保存するため、今回のクラウドファンディング型ふるさと納税についてご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
「原敬生家」茅葺屋根等修繕プロジェクトのクラウドファンディング型ふるさと納税実施チラシ(PDF)
実施期間
令和7年9月16日(火)~12月14日(日)
ご支援および事業の詳細について
下記のWEBサイト(ふるさとチョイス)をご参照ください。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/4396
更新日:2025年9月17日