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【事業報告】ワークショップ「そめをしよう」

令和7年7月27日(日)ワークショップ「そめをしよう」を開催しました。
午前と午後の2回開催し、午前は親子4組、午後は親子6組の皆さんに参加いただきました。
当日は博物館実習の大学生4名もお手伝い。緊張しながらも、参加者が楽しく体験できるよう、サポートをしました。
始めに顕彰先人の「尾高惇忠」について学びました。尾高は富岡製糸場の場長を務めたこと、一万円札の肖像画で知られる渋沢栄一の従兄にあたること、盛岡の金融・産業の発展に力を尽くしたこと、藍染めの知識と技術を盛岡の人に広めたことなど、多くを学びました。
いよいよ染めの作業にとりかかります。出来上がりを想像しながら、ハンカチに模様をつけました。
模様付けが終わったハンカチを染液に浸し、しっかり揉みます。この作業によって、布にしっかり色がつきます。
藍独特の発酵したにおいも体験しました。その後、色止めのためにお酢につけます。
最後に水で染液を洗い流しながら、模様付けに使った輪ゴムや割り箸をていねいに外します。どんな模様になったかな、イメージどおりできたかな・・・
ハンカチを広げると、ステキな模様が仕上がっていました。
イメージどおりに模様が出来たところも、出来ないところもありましたが、世界に1つだけのハンカチが完成しました。
参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
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