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主催事業詳細  - 令和2年度

この主催事業は終了しました。

盛岡市コレクション展2020 澤田哲郎-サムホールの世界- ~小宇宙に秘めた夢と幻想~

開催日:9月5日(土)~9月22日(日) ※月曜休館(9/21は開館)

時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)

前売料金:入場無料

場所:展示ホール

「盛岡市コレクション展2020」では、盛岡市が所蔵する絵画作品の中から、盛岡市出身の画家、澤田哲郎の“サムホール”作品に焦点をあて、サムホール額装約100点のほか、サムホール集合体などを展観します。
主に昭和40年代から晩年にかけてエネルギッシュに制作が続けられた膨大な数の作品群は、「15.8×22.7㎝」という小さな画面ながら、そこに様々なモチーフで繊細かつ深遠な世界が描かれています。独特のマチエールから生まれる濃密な重厚感や空気感とともに、諧謔的寓話世界とも評されるような想像を掻き立て、見る者の心をつかんで離しません。絵描き職人を自負し、晩年は日記をつけるかのように生涯をかけて「三万マイ」に向かって描き続けた澤田哲郎のサムホール作品群。その小宇宙に秘められた夢と幻想の世界をじっくりとご堪能ください。

※9月6日(日)に開催を予定していましたギャラリートークは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。ご了承ください。

 

澤田哲郎(1919-1986)

岩手県盛岡市神子田生まれ。盛岡中学から黒沢尻中学卒業。上京して川端画学校、文化学院に学ぶ。中学時代より藤田嗣治をオヤジと呼び、徹底した芸術家根性の教えを受けました。二科会展、春陽会展などに出品。後に、無所属で活躍しました。
戦前は市井の貧しき人々や情景を、戦後はシベリア抑留時代の生活情景などを描いた初期の具象作品時代。そしてニューヨークで絶賛された油彩・墨象による抽象作品時代を経て、「絵かきは生涯職人である」を持論にアトリエの壁に「三万マイ」の文字を墨書きし、目標として精力的に描き続けました。


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皆様が安心して安全にご鑑賞いただくために、ご理解とご協力をお願いいたします。

〔感染症予防対策の取り組み〕
◆会場入口に手指のアルコール消毒液を設置しておりますので、ご利用ください。
◆会場スタッフがマスクを着用して対応させていただく場合がございます。

〔ご来館の皆様へご協力のお願い〕
◆マスクあるいは口を覆うものを身につけてご入館ください。
◆入館時に、入口に設置しておりますアルコール消毒液で手指を消毒していただきます。
◆入館時に、非接触型の体温計を用いて体温のチェックを実施いたします。
◆37.5度以上の発熱や風邪の症状(せき・くしゃみ・喉の痛みなど)がある方、だるさ・息苦しさがある方、体調に不安がある方は、ご来場をご遠慮ください。
◆当館で新型コロナウイルス感染症が発生した場合、ご来館の皆様には、保健所等の行政機関による聞き取り調査等にご協力いただく場合がございます。そのため、入館時に氏名と連絡先のご記入をお願いいたします。
◆会場内では、隣の方と十分な間隔をとってご鑑賞ください。なお、混雑状況によっては、入場制限を実施する場合があります。

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〈お問い合わせ〉
・盛岡市文化振興事業団 企画事業部(盛岡市民文化ホール事務室内) 019-621-5151
・盛岡市民文化ホール 019-621-5100
・盛岡市(文化国際課)019-626-7524

 

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